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Dragonchain(ドラゴンチェーン)


Dragonchain(ドラゴンチェーン)

ドラゴンチェーン Dragonchainは元々、ディズニーのプライベート・ブロックチェーン・プラットフォームとして、2014年からシアトルのオフィスで開発されました。そして2016年10月になり、ディズニーはドラゴンチェーンプロトコルをオープンソースにしました。2017年1月には、ドラゴンチェーン財団が発足して、Dragonchainのソースコードの所有権を持つことになります。また、営利団体であるドラゴンチェーンの開発チーム・Dragonchain INCは、2017年9月25日よりICOを行い、資金調達をしました。調達額は、約15億円でした。 「ディズニーがブロックチェーン技術を採用した」という風に捉えている方も多いと思います。確かに、2014年からディズニーはDragonchainを開発していましたが、2016年10月になって以降、積極的にプロジェクトに関わっているという情報を見つけることはできません。今回のICOのホワイトペーパー上でも、それらに関する記載は強調されてはいませんでした。そのため、「ディズニーがブロックチェーン技術を採用した」というのは、少し語弊があり、事実とは異なっている可能性が高いです。ただ、ディズニーというビッグネームを抜きにしても、Dragonchainのプロジェクトは十分にエキサイティングであり、将来性もあるのではないかと思います。 ところで、ドラゴンチェーンプロジェクトを主導するジョー・ローツは、なぜプロジェクトに「ドラゴン」という名称を授けたのでしょうか。それは、Dragonchainが企業の機密データの保護を目指していることから、宝物を守る主として知られる「ドラゴン」というワードを使用したそうです。ディズニーといい、ドラゴンといい、とてもファンタジーなニュアンスですね。ただ、Dragonchainのプロジェクトはファンタジーとは程遠いリアリスティックなものであり、新しいビジネススキームです。 それでは早速、ドラゴンチェーンプロジェクトの概要を説明したいと思います。ただ、その前に一点、申し上げておくことがあります。それは、Dragonchainのアーキテクチャを説明しているドキュメントは英語、日本語に関わらず、技術的に詳細に書かれており、一般的な読者が内容を噛み砕いて理解することが難しいと想定できます。そこで、本文ではできるだけ技術的な説明を省いて大まかなイメージを掴んでもらうことを目的とします。Dragonchainに関する発展的な内容を調べている方は、別の記事を参照した方がいいかもしれません。

Dragonchain(ドラゴンチェーン)概要

HP https://dragonchain.com/
ティッカー(通貨単位) DRGN
取引承認システム コンテキストベースの検証
発行枚数 433,494,437 枚
取り扱い取引所 KuCoin(クーコイン) その他

Dragonchain(ドラゴンチェーン)の特徴

ドラゴンチェーンプロジェクトの目的とは一体なんでしょうか。ホワイトペーパーの序文には、長々とわかりにくい表現が羅列されていますが、ここでは端的に説明します。それは、Dragonchainのブロックチェーンだけではなく、他のブロックチェーンとそれらのエコシステムの持つ潜在能力を引き出すことです。Dragonchainのシステムが、イーサリアムと競合すると考えている人は多いですが、それは少し誤った理解をしています。ドラゴンチェーンプロジェクトが重点を置くのは、事業資産の保護です。よって、パブリックなネットワークの上にあるイーサリアム等のプロトコルとは異なり、Dragonchainはハイブリッド方式です。要するに、一部の情報は公開(パブリック)され、一部は非公開(プライベート)です。これが大きな特徴の一つですね。 Dragonchainは、サーバーレス・アーキテクチャあるいはマイクロサービスクラウドプラットフォーム上でのホストを可能にするため、例えば、AWS(アマゾン・ウェブサービス)上で統合することを計画しており、また、他のGoogle等のプラットフォームでも実行されることが期待されています。プラットフォーム自体は、馴染みのあるプログラム言語(Java, Python, Node C#)で実装可能なため、学習コストも少なく、開発費用も少なくて済みます。当然、スマートコントラクトを記述することもできます。Dragonchainは機密性が高く、柔軟なシステムにより構成されています。 Dragonchainには、インキュベーター(起業支援)としての機能があります。ブロックチェーン・スタートアップと新しい統合に向けた標準化された手続きや、法律・技術・PR等の専門家に対してアドバイスを求めることが可能で、ドラゴンチェーン・プラットフォームのチームによって直接的にサポートを受けることもできます。また、ドラゴンチェーン・マーケットプレイスでは、仮想通貨関係者、ブロックチェーン技術者、リーガルアドバイザーなどとコンタクトを取って、仕事を依頼することができます。さらに、スマートコントラクトのライブラリもアクセス可能で、起業家や開発者は大きな恩恵を受けることができるでしょう。そして、プラットフォーム上でエコシステムが形成されていることがわかりますね。 ドラゴンチェーンプロジェクトによって発行されたドラゴントークン(DRGN)の特徴とはなんでしょうか。それは、Dragonchainのビジネスプラットフォームサービスと相互に利用するためにトークン化されたマイクロ・ライセンスであるということができます。簡単に言えば、Dragonchainのエコシステム上で、価値を交換することに使えるということです。勿論、ドラゴントークンは取引所に上場されているので、トレードによって利益を得ることもできます。時価総額も現在(2017年1月)では、世界で45位に位置しているので、それなりに規模も大きいです。 Dragonchainの特徴として顕著なことは、コンセンサスが階層構造型であることでしょう。簡単に説明すると5階層のレベルで構成されています。レベル1が「ビジネス検証」であり、ビジネス統合者により実装されます。レベル2が「エンタープライズ検証」であり、ブロックやトランザクションの有効性をチェックします。レベル3が「ネットワークダイバーシティ検証」であり、レベル2の検証の多様性を検証します。具体的な基準は、トランザクションの検証が十分に多様な分散ソースにより行われていることを保証することです。レベル4が「外部パートナーの確認」であり、コンセンサスのプロセスに公証機能を提供します。レベル5が「パブリックチェックポイント」であり、1つ以上のパブリック・ブロックチェーンへの橋渡しを提供して、クライアントと対話することを可能にします。この段落、理解することが難しかったかもしれませんが、重要なのはコンセンサスが階層構造型であること、5つのレベルそれぞれに独自の役割があること、を押さえておけば大丈夫です。

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