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マイニングラボ:GPU採掘における、プール別収益状況を出してみた

公開日:  最終更新日:2018/08/22

 どうも。彫師衆が一人、堀影(仮)です。
 先日のZ9 mini投入の際に、GPU軍の収益が赤字傾向だった点に着目し、今回はいくつかのマイニングプールに接続した際の、収益を比べてみようかと思います。

 比較対象は当ラボがメインに繋いでいる、FlypoolとNanopoolとAntpoolです。
 もちろんマイニングプールは多く存在し、これだけで比較結果を出すのは些かデータ不足かもしれませんが、あくまでも参考程度にしていただけると幸いです。

 プール比較に入る前に、GPU軍92枚で同じプールを掘ったときの電気代と収益を振り返りましょう。
 どんな内容だったっけ?という方は、前回の記事の表をご参照ください。
 それによると、GPU軍92枚でプール採掘を続けた場合、毎日の収穫は約0.135zecなので、毎月では4.05zecとなり、日本円として¥97,617(zec相場は記入現在時点)の収益ですね。対して、毎月の電気代は95,386円もかかります。

 あれ? 黒字ですね・・・こちらとしては、赤字収入だからマイニングプールを比較して、少しでも割に合いそうな接続先に繋いで事態の好転を図ろうという流れに行きたかったので。
 そういえば先日試算したときは、1zec=¥22,000ほどだったのを思い出しました。
 この記事を書いている現在は1zec=¥24,000くらいには上がっていたので、やはり相場に左右されるのでしょうね。
 とはいえ、電気代を引いた利益は約2000円。これを「2000円しかない」と捉えるか「2000円もある」と考えるかは、マイナー各人の自由ですが、当ラボとしては前者寄りで冒頭に述べた点もあり、ちょうどいい機会ですので検証してみた次第です。


 では早速、結果を見ていただきましょう。
 次の表は、接続後に十分に時間を取り、各種データを簡潔にまとめたものです。
 それぞれのプールに繋いでいるマシンの数には差があるので、総ハッシュレートも載せてはいますが、1台辺りのzec収穫量の算出欄を見てもらえたらと思います。
 検証GPUは、すべて「Geforce 1050Ti」です。合計数が92枚にはなりませんが、全て当ラボのマシンで計測しています。

  Flypool Nanopool Antpool
手数料 1% 1% 5%(zec)
個数 13台 73台 19台
ワット数 75×13=975w 5475w 1425w
電気代 ¥13,478 ¥75,686 ¥19,699
総ハッシュレート 2,015sol/s 11,315sol/s 2,945sol
平均採掘量/日 0.016zec 0.095zec 0.02zec
月換算 0.48zec 2.85zec 0.6zec
毎月の収益(記入日現在) ¥11,520 ¥68,400 ¥14,400
収益/台 886円 937円 758円

 一見するとナノプールが断然、お得に感じます。実際、GPUの管理画面を眺めていて、「GPU Accepted share」の文字が流れてくる頻度は多いです。まぁ多いというだけで、実際の配当は少ないだけなのかもしれません。他のプールは「GPU Accepted share」があまり流れなくても、1回分の配当が大きめとか。

 一応注釈を入れておくならば、この結果はあくまで当ラボの機材で測定した結果であり、期間や日々の収穫により平均値なども変わってきます。プール同士の力関係を断言するものではありません。皆さんのリグやネットワーク環境等により採掘状況は変化するでしょう。今回の、ナノプールが比較的お得という結果も、たまたま計測した期間の収穫が大きかっただけかもしれませんし。

 同様に、アントプールの収穫も非常に分散傾向が強かったように思えます。手数料もやや高めです。表の平均値は19台で回した時なので、当ラボの92台を全て投入したら、Z9一台以上の働きはしてくれるでしょうから結果も変わってくるかもしれませんね。

 当然といえば当然ですが、飛び抜けて美味しいプールなんて、そうそう存在しませんよね。そんな場所があれば、マイナーが密集して、プールの力が過半数を超えるなんて事態も考えられます。結局、少しでも実入りが多い方を見つけては、コツコツ掘っていくのが常道かと。此度の検証は、それを再確認したってことにしておきましょう。


 さて、既にほとんどの方がお気付きでしょう。そうです、収益が電気代に負けている、だと・・・!?
 しかし冒頭で述べた通り、GPU92枚では黒字傾向でした。
 ということは、どこかで収益が電気代を追い抜いてたんでしょうね。

 そこで、この堀影(仮)は考える。

確かに台数と金額は比例関係ではあるが、それは直線ではなく放物線かもしれない、と。

 電気代については電力単価が決まっているため、台数が増えるごとに一定額ずつ加算される等差数列。いわゆる、直線型の比例グラフです。
 対するGPUには、収益には明確な収穫数は定義されていないため、ほとんどの場合が直線型にはならないと考えられます。よって、下図をご覧ください。

 
 

 上手いこと納得できるに至るグラフが出来上がったと自負しております。もし実際は違っても(たぶん違う)、ある台数を超えると収益が電気代を上回る点があるのかもしれません。知ってたという方は、どうか生暖かい目でスルーしてください。
どこかのプールを掘ろうと動かすなら総動員に限る、ということでしょうか。現在は、GPU軍は全てナノプールに集結しており、ひたすらマイニングしてくれています。とりあえず、毎月を黒字で乗り越えてくれるのを祈るばかりです。仮にzecの相場が下降気味で赤字が続くようなら、採掘対象の通貨変更が必要になるかもしれませんから。

 では、またお会いしましょう。・・・と、その前に!

《 告知 》

 今回から、データセンターでのマイニング専用ハウジングサービスの告知を載せることに致しました。
 ご自宅などでマイニングマシンを稼働しているが、置き場所や電気代のやりくりが難しい。そんな悩みを抱えている方や、これから始めてみようと思っている方も。ぜひ、ご検討いただければと思います。既に多くの方からお問い合わせを頂いております。
 詳しくは、こちらのページをご覧ください。

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