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DAICOとは何か?(翻訳記事)

公開日:  最終更新日:2018/02/28

ちょっとアルトコインあまり関係ないのですけれど、DAICOに関する良記事を見つけたので、翻訳してご紹介します。 原文:What is a DAICO, Explained
 

① DAICOとは?

DAICOは、DAOの性質を組み込んだICOモデルを改善する概念です。これは、Vitalik Buretrinによって提唱され、投資家を開発の初期段階に巻き込むことで、より安全なICOを行えることを目的しています。トークン保有者が、開発の進捗に不満がある場合、集められた資金の払い戻しに投票することができます。つまり、DAICOの概念を実装したプロジェクトにおいては、開発者の責任を明確にして、トークン保有者に最小限のプロダクトを見せることや、資金を返済することが保証されます。

② DAICOの仕組みは?

DAICOは、クラウドセール中におけるスマートコントラクトとして、起動します。DAICOの契約には、投資家がネットワーク特有のトークンと引き換えに、プロジェクトに資金を送る仕組みがあります。クラウドセール期間が終了すると、その契約は通常のトークンセールを禁止して、タップと呼ばれる1つの変数が生まれます。タップは、開発者がトークンセールの資金から引き出すことができる金額を事前に決定するように、実装できます。最初は、制限がゼロにセットされますが、投資家は解決策に投票することで、タップを増やすことができます。

③ DAOのどの要素が組み込まれていますか?

DAOの主な要素は3つあります。第一に、完全な信頼が中央化された集団に置かれることはありません。始めから資金に関する決断は、民主的な投票システムによって決定されます。第二に、資金調達は一括して行われるのではなく、時間の経過とともに、資金が広がる仕組みが実装されています。第三に、投資した資金を払い戻す機会があります。この決断は「群衆の知恵」に基づいていて、チームがプロジェクトを実施できない場合、投資家は残っている資金の払い戻しに投票することができます。

④ ICOとの違いは?

もっとも大きな違いは、資金へのアクセスです。ICOでは、トークンセールが終了すると、開発者はすべての調達資金にアクセスすることができます。開発者は、最低限のプロダクトを作成するために必要な資金額を事前に計算する必要があります。いわゆる、ソフトキャップです。調達額がソフトキャップに達すると、開発者は実装を始めます。もし、調達額がソフトキャップに達していない場合、開発者は調達資金を払い戻す必要があります。ただし、それ以外の義務はありません。DAICOでは、投資家は(開発段階の)決議に投票して、タップを増やすか、残りの資金を返却することができます(契約打ち切り)。

⑤ ICOと比較したメリットは?

投資家がより権限を持つことです。 投資家は、プロジェクトの開発段階で、より意見を主張でき、影響力を持ちます。プロジェクトの進捗状況に満足できない場合は、契約を打ち切って資金を払い戻すことができます。これにより、開発者がトークンセールを行い、ICOが終了するや否や、プロダクトをローンチせず、お金を持ち逃げしてしまう詐欺ICOの被害を受けるリスクが大幅に減少します。 スマートコントラクトから解放される資金額は限られていて、厳格に管理されているので、51%アタックのリスクを減らすことができます。もし仮に51%アタックが行われても、攻撃者が第三者に資金を送ろうとする時、結果は投資家(または開発チーム)が任意の時点(タップ)でリリースすることが決められた金額内に収まります。 ICOでは、チームが数千万ドルを調達すると、プロジェクトを実行するモチベーションが低下します。少なくとも、活動量は低下します。DAICOでは、アイディアを生かす、すなわちプロダクトをローンチするためのチームのモチベーションは、プロジェクトが存在する限り、持続されます。

⑥ DAICOの課題は何ですか?

新しい概念につきものですが、いくつかの解決を必要とする課題があります。 開発者が大量にトークンを保有している場合、潜在的に影響力の少ない投資家の票を左右して、より多くの資金をスマートコントラクトで得ることができます。また、投資家の教育もまた重要です。彼らは、タップ量を増やしたり、資金を返却する時に、正しい決断を下せるように、特定のトークン価格がなぜ上下するのか理解する必要があります。最適な決断は、プロジェクト自体に関する事実に基づいて、行われるべきであり、特定のトークン価格に対する感情によるものではありません。 最後に、投資者がDAICOの概念に全幅の信頼を置くことで完全に身を委ね、投票や決議に参加する必要はないと感じ、過半数の敷居を下げたり、仕組みの安全性を弱めることもあります。 ⑦ DAICOの特徴は何ですか? まだコンセプトが実装されていないため、難しいです。しかし、その質問に答えるために、世界で初めてのDAICOを行う予定のプロジェクトを見てみると良いでしょう。例えば、 Abyssー暗号化された報酬のエコシステムに基づく、次世代のデジタル配信プロットフォームーは、DAICOの機能を利用する予定です。
  • タップを増やすことに投票する決議は、プロジェクト開発者のみによって、開始できます
  • 一度にタップを増加させるパーセンテージには制限があります(乱用を防ぐため)
  • 潜在的なタップ増加の頻度は限られています(2週間に1回)
  • プロジェクトの開発者が持っているものではなく、投資家のトークンのみを投票に利用できます
  • 投資家には、投票の計画が前もって知らされるでしょう
  • 投資家がプロジェクトを終了することが決定されると、スマートコントラクトによって、開発者が所有するトークンを破棄すると同時に、撤退と払い戻しが行われます。
以上、五月雨まくらでした。

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