KyberNetwork(カイバーネットワーク)
KyberNetwork(カイバーネットワーク)は、暗号資産やデジタル資産(トークン) をトラストレスかつ分散的に、高い流動性で迅速に取引・交換することができる、世界初のオン・チェーンプロトコルです。Vitalik Buterin氏もアドバイザーとして名を連ねています。
分散型取引所(DEX)として機能するだけではなく、Ethereum(イーサリアム)アカウントが簡単に、特定のトークンからの支払いができるようにする、決済APIのプロバイダとしての役割も持ちます。
Ethereum(イーサリアム)ネットワーク上で動作していて、将来的にはRelayや次世代のプロトコルであるPolkadotやCosmosを利用することで、クロスチェーン取引を行うこと支持しています。これが実現すれば、Ethereum(イーサリアム)アカウントは、他の通貨からの支払いを安全に受け取ることができます。
KyberNetwork(カイバーネットワーク)概要
■目次
KyberNetwork(カイバーネットワーク)が生まれた理由は、既存の集中型・分散型取引所に致命的な欠陥があるからです。 まず、集中型取引所の欠陥は、よく知られているように、取引所を運営する中央体が存在するため、ハッキング、不正あるいは破綻の危険性が存在することです。現在、世界中の取引所がアタック(攻撃)を受けていて、資金が流出してしまう例が後をたちません。早急なセキュリティ対策が必要です。 次に、分散型取引上の欠陥は、オーダーブックがチェーン上にあることです。これにより、多額の注文を修正・キャンセルするコストが高いだけではなく、取引が約定するまで繰り返し注文を行うことに手数料がかかってしまいます。 最後に、両者に言えることとしては、取引あるいは入出金にたびたび時間がかかることが多いことです。これは、ユーザビリティを低下させます。