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TRON(トロン)


暗号資産TRONとは?

◆TRONとは?

TRONの基本情報は以下のようになります。

  
通貨名
TRON(トロン)
TRON 公式ホームページ
https://tron.network/en.html
ウォレット
ティッカー(通貨単位)
TRX
公開日
2017年8月28日
創業者
Justin Sun(ジャスティン・サン)
取引承認システム
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
インセンティブ
マイニング
発行上限枚数
100,000,000,000
取り扱い取引所

TRONが開発・公開されたのは2017年でした。

暗号資産の中では比較的新しめのものになります。

通貨単位は『TRX』で、最大供給量は100,000,000,000TRXです。

開発したチームは『TRON財団』で、公正なネットワーク運用を目指している非営利団体です。

シンガポールの企業規制当局の承認を得ているので、信頼性と安定した団体ということが分かります。

2018年6月時点での時価総額は約2,600億円ほどでした。

現在存在している暗号資産は2000種類以上と言われている中で、TRONの時価総額ランキングは11位にまで上昇しています。

公開されてからそこまで時間が経っていないのにここまで上がるというのは、TRONの将来性の高さとTRON財団の信頼性の高さから来ていると言っても過言ではありません。

そんなTRONは、最初から独自の暗号資産という訳ではありませんでした。

もともとは、イーサリアムブロックチェーン上に作られたトークンだったのです。

しかし、2018年6月25日にメインネットへの移行を発表しました。この移行を契機に独自のネットワークで動く通貨へと生まれ変わったのです。

そのため、暗号資産TRONとしての誕生は2018年6月25日とも言えますね。



■TRONの開発者




TRONの開発を先導したのが『ジャスティン・サン(Justin Sun)氏』です。

このジャスティン氏は、リップル(Ripple)の開発にも尽力していた人物で、その知識を使って開発されました。

ジャスティン氏のツイッターのフォロワー数が35万人を超えていることからも、暗号資産業界で大きな影響力を与える人物の一人だと言うことが分かります。

そんなジャスティン氏のツイッターでは、TRONに関する情報を頻繁に発信していることから多くの人が情報を得られるようになっているのです。

暗号資産の信用度は、情報の発信頻度によっても上下するので、そういった点ではTRONの信用度は非常に高いと言えます。

その分、情報が発信される度に価格変動を起こすのでチャートの確認も必須になります。



■TRONの利用目的

暗号資産TRONが開発された目的は、主にコンテンツクリエイターを支援するためでした。

クリエイティブでエンターテインメント性の高いデジタルコンテンツを多くの人に楽しんでもらうためとも言えます。

そのため、利益重視の仮想通貨という訳ではありません。

このTRONが実用レベルまでに進化すれば、今まで活躍の場がなかったクリエイターにも多くのチャンスが訪れることが期待されています。

新しいクリエイターやクリエイター会社が設立されるかもしれません。

特に近年は、インターネット業界の発達が凄い勢いです。

個人で製作した作品もすぐに公開され、それを自由に閲覧・評価が出来てしまいます。

それを見てクリエイター達も創作活動の糧にするのです。

しかし、この簡単に公開・評価出来るというシステムは良い部分だけではありません。

勝手に人の作品を自分のものとして公開する無断転載、それによって不当な収入を得る者などが現れるのです。



■TRONの特徴

TRONのプラットフォームにおける特徴としては、以下にようなものが挙げられます。


・データの解放

無料で文字や写真、音楽などのデータを保存して、提供することも可能。容量制限がないので無限に利用出来ます。


・コンテンツの有効化

コンテンツの提供を通じて通貨(TRON)が報酬として配布される仕組みを確立しています。


・パーソナルICO

コンテンツを配信している人が自由にICO(新たなコインを発行して分配すること)をして、資金を集めることが可能です。


・インフラストラクチャ

分散型取引やオンラインゲームなどのプラットフォームを構築することで、分散型の公平なインフラを準備します。



◆TRONを取り扱っている取引所

現在、TRONの取り扱いをしている主な取引所は以下のようになります。

  
取引所名地域取引手数料特徴
Binance海外0.1%日本語決済が可能、手数料が安い、TRONの取引量が最も活発
BitZ海外0.1%取引手数料は安い、出金時手数料は少し高い
Huobi海外0.2%手数料が安い、TRONの取引量も多い
Bitfinex海外maker0~0.1% taker0.1~0.2取引量は少なめ
Liqui海外Maker0.1% taker0.25%取引量は少なめ

このように、現在国内でTRONを取り扱っている取引所はありません。

TRONを購入するには、上記の表にあるような海外取引所を利用する必要があります。

海外取引所ということで少し不安に感じるかもしれませんが、国内取引所よりも取り扱っている通貨数は多く、手数料全般は安いのが特徴です。

暗号資産を投資目的で運用している場合は、海外取引所を利用する方がお得と言われています。

その中でも、Binance(バイナンス)はTRONを扱う上で最も利用してもらいたい取引所です。

TRONの取引が活発に行われており、手数料も格安なので多くの人が利用しています。

それだけ安全性の高い取引所だということも分かります。

TRON以外にも100種類以上の通貨を取り扱っており、暗号資産の運用を本気で考えているのであれば避けては通れないレベルです。

日本でも非常に人気のある取引所ですよ。



◆TRONの今後


TRONは、今後どのような成長していくのか、どのようなアップデートがされていくのかを示す『ロードマップ』を発表しています。

しかし、TRONのロードマップは10年設定になっているので、長すぎでは?と感じている人もいます。

ただ、どのタイミングで行われるのか知ることによって、今後の価格変動の予想などがしやすくなるのも事実です。

時期だけでも良いのでしっかりと覚えましょう。



■一段階目・エクソダス(2017年8月〜2018年12月を予定)


エクソダスの最大の目的は、データの自由化とされています。

ユーザーはデータの出版やストレージ、配布のための完全に自由で信頼できるプラットフォームを使用可能になります。

このエクソダスは、2018年1月23日に完成したと発表されました。

エクソダスが始動し始め、UTXOベースの取引がわずか0.000001TRXという超低手数料での送金が可能になりました。



■オデッセイ(2019年1月〜2020年6月の予定)


オデッセイでは、コンテンツへの権限を付与出来るシステムを作ることが目的になっています。

TRXをトロンネットワーク上で利用可能にすることによって、コンテンツを提供してくれた人や団体に適切な報酬が付与されることが可能になるでしょう。

投資家の中では、最も注目されているアップデートとされています。



■グレートボヤージュ(2020年7月〜2021年7月の予定)


グレートボヤージュでは、個人によるICOを可能にするのが目的です。

ブロックチェーン技術を利用することによって、コンテンツを提供した者への所得を測定する、TRON保有者への配当の支払い、サポーターの管理という3つの問題を解決します。

それによって『ファンエコノミー』から『ファンファイナンス』への転換を図る予定です。



■アポロ(2021年8月〜2023年3月の予定)


アポロでは、分散型取引プラットフォームの構築を目的にしています。

ユーザーによる独自トークンの発行を可能にするため、分散型プラットフォームを完全整備して価値交換を容易にすることが大事となっています。



■スタートレック(2023年4月〜2025年9月の予定)


スタートレックでは、ゲームコンテンツの分散化と市場予想を目的としています。

ゲーム開発者が、トロンを利用して自由にオンラインゲームプラットフォームを構築出来るようになる予定です。

日本はゲーム大国ですから、国内でも注目を集めています。



■エタニティ(2025年9月〜2027年9月の予定)


エタニティでは、ゲームの開発者がTRONを利用してゲームプラットフォームを自由に設計し、その開発のために必要な資金をクラウドファンディングによって確保することが出来るようになります。

これによって、一般投資家でもゲームに投資することを可能になります。



◆順風満帆な訳でもなかった

多くの投資家などに注目されていたTRONですが、全て上手くいっていた訳ではありません。

これまでに、いくつかの疑惑などが浮上して価格が暴落したこともあります。

その中でも、最も注目された疑惑と、その結果がどのようなことになったのか見ていきましょう。



■ホワイトペーパーパクリ疑惑


ホワイトペーパーとは、その暗号資産の説明書・証明書みたいなものです。

そのホワイトペーパーを確認すれば、どのうような目的で作られたのか、どのチームが作ったのか、どういったプロジェクトで開発が進んだのかなどが分かるようになっています。

投資家達にとっては、このホワイトペーパーの内容が今後の投資の指標になってくるのです。

非常に重要なものということが分かったと思います。

そんな中、TRONの英語版ホワイトペーパーが『Filecoin』と『IFPS』のホワイトペーパーと酷似していたことが分かりました。

ただし、全てが一致していた訳ではありません。

極めて類似している部分があったのです。

大事なホワイトペーパーをコピペしたとなっては問題にならないことの方がおかしいのです。

TRONは非常にマズイ立場に置かれてしまいました。



この疑惑が浮上してから、創業者であるジャスティン氏が報告を行いました。

英語版のホワイトペーパーを製作したのはボランティアであり、正規のプロジェクトチームが製作したものではないということでした。

それはそれで問題なのですが、意図して真似をした訳ではないという内容です。



その後オリジナルは英語版であると断言しましたが、一度発生してしまった混乱を収めるのは容易ではありませんでした。

そのため、現在ではTRONの公式ホームページに英語版のホワイトペーパーは載せられていません。

そのような対応をしても、一部のTRON保有者や支持者からは『FUD(アンチマーケティング)』という反論も見られました。

結局、真実は未だ分かっていません。



ただし、全ての暗号資産の基となっているのが『ブロックチェーン技術』です。

暗号資産も今では2000種類以上あるので、どうしても似てしまう通貨は出てきてしまいます。

別の通貨を参考に作られることもあるかもしれません。

そのような場合は、参考元のクレジットは記載すべきだと感じます。

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