JPモルガン・チェースは初めて、暗号資産が金融ビジネスにとって「リスク」であると認める【翻訳記事】byFortune
JPモルガン・チェースは初めて、暗号資産が金融ビジネスにとって「リスク」であると認める【翻訳記事】byFortune
公開日:2018/03/01 最終更新日:2018/03/08
ビットコインは詐欺だと言ってみたりビットコインに肯定的なことをやってみたりヘッジファンドの言動や動向がビットコインを含む暗号資産業界の将来を左右する状況が続いていますがその中でついにブロックチェーンの存在を詐欺という見方からブロックチェーンの技術を肯定する金融業を脅かす巨大な脅威であると認めた記事です。(ゴリラコーディングのため見にくいかもwごめんなさい)
JPモルガン・チェースは初めて、暗号資産がビジネスにとって「リスク」であると認める
by JEN WIECZNER Februaly 27, 2018
JPモルガン・チェースのCEO、Jamie Dimon氏がBitcoinを「詐欺」と呼んだにもかかわらず、大手銀行は暗号資産を非常に真剣に受け止め、ブロックチェーンに基づく技術が将来への真の脅威であると認識しています。
火曜日の午後に公開されたJPモルガン・チェースの年次報告書では、銀行はBitcoinやEthereumなどの暗号資産を初めてビジネスの「リスク要因」とみなし、デジタル通貨が文字通り銀行の資金運用に与える新しい形の競争であることを認識しました。
「金融機関と銀行以外の競合企業は、仲介を必要としない暗号資産などの技術によって決済処理やその他のサービスが中断されるリスクに直面している」 と同報告書は記している。
既に、同銀行は、顧客を引き付け維持するための製品の適合化や改造に投資し、トレンドが続くと予想される新興市場の新製品と競争するために新しい技術を求めている。報告書によると、
「継続中または激化する競争はJPモルガン・チェースの製品やサービスの価格および手数料を下落させる、またはJPモルガン・チェースが市場シェアを失う可能性がある」
との見通しを示した。
銀行のディスクロージャーは、先週の年次報告書のなかでライバルのバンク・オブ・アメリカによる同様の承認に従っています。 その提出書類で、バンク・オブ・アメリカは、私たちが不確かまたはリスキーだと考える暗号資産のような分野において、製品やサービスを提供する競合他社に顧客の潜在的リスクが残ることを指摘しました。
JPモルガン・チェースの広報担当者は、
なぜ今、リスクファクターに暗号資産を追加することを選択したのかについてコメントしなかった 。しかし銀行は、独自のEthereumベースのブロックチェーン開発の先頭に立つブロックチェーン技術とそれに基づいた暗号資産の両方の変革の可能性について、ますます高く評価しています。
例えば、今月初め、JPモルガン・チェースのブロックチェーン・イニシアチブのウマル・ファルオク(Umar Farooq)氏は、銀行内部での技術の迅速かつ熱心な取り込みを紹介しました。
「それは繁栄以上のものだ。人々は、それが基本的にどのように素早く顧客に対処し、考えていく方法として広がったのか驚いている。」ファルオク氏は2月7日にニューヨークのYahoo Finance All Markets Summitで「きわめて常識外れだ。」と語りました。
翌週、JPモルガン・チェースは、リップルなど他のものと同様、最有力の暗号資産を取り巻く幅広い問題の徹底的な分析と調査のために、「Bitcoinの聖書」として知られる71ページの研究レポートをリリースしました。銀行の現時点でのブロックチェーンと暗号資産ベンチャーを評価すると、銀行アナリストはこう締めくくっています。
「銀行がビジネスを行うためにブロックチェーン技術を利用する機会は、当業界にとって広い範囲に影響を及ぼすかもしれない。」
参照、翻訳元
Fortune.com
コメントを残す